平家の怨念が山を登る!?

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福山市沼隈町・平家谷に伝わる恐怖の伝説。約800年前、源平合戦で屋島の闘いと壇ノ浦の最終決戦の間に「能登原の闘い」があったのはあまり知られていない。平家側大将は一門最高の武闘派・平通盛、源氏側は那須与一というスター級の戦。奮闘むなしく平家は敗北。一門は険しい山を越え、秘境の谷に逃げこもる。今も登山クラスの用意がないととても超えられない。その谷の中でいつの日にかの逆襲を心に訓練を続けながら暮らし続けたという。横倉(平家谷)の通盛神社の旧暦8月13日に行う祭礼には、海戦で命を落とした平家の魂が宿る「平家ガニ」が群をなして能登原海岸からはるばるこの山をよじ登って参拝に来たという。平家の末裔かもしれない平家谷の古老のことば「ははは・・そりゃ伝説じゃよ・・しかし・・あるかものう・・気持ちはわかる・・」顔は笑っていたが目は笑っていなかった。コワい。