宮島の七不思議 番外編

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鹿が道案内?

宮島には「鹿が道案内した」という伝説がある。厳島合戦(1553年)毛利元就が、対する陶晴賢を宮ノ尾城におびき寄せ、背後から奇襲する際、暴風雨の中、包ヶ浦に毛利軍三千五百の兵が上陸した。暴風雨で道がわからなくなったこの兵を陶軍の背後まで山道を先導したのが、なんと「鹿」という伝説がある。数少ない文献から、この鹿とは厳島神社の神官ではないかという説もあるが宮島では古くから鹿は島の神として大切にされていることが伺える伝説である。