初代広島市民球場

 

 

1957年7月22日から2009年3月31日まで広島市基町で広島東洋カープの本拠地としてファンに親しまれてきた球場。完成する7年間(1950年)にセントラルリーグに加盟した広島カープだったが、ナイター設備もなく観客収容能力が少ないことから近代的な球場建設の大きな声が市民から巻き起こった。プロ球団本拠地では「一番狭」かったが、数少ない天然芝球場であった。1980年のカープ日本シリーズ優勝の瞬間を見つめたこの球場も老朽化により新球場に主役を譲り、 2012年2月28日、惜しまれながらもライトスタンドの一部を残して解体された。185155_193095947486776_282083588_n