八王子よみがえりの水」はコミュニティの泉

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− 北広島町 本地 −


この名水は、2008年環境省の平成の名水百選に選定されました。
立看板によると後柏原天皇(1500~26年)の時代周防国二王三郎という鍛冶が戦乱の世を憂えて安芸国品治郷石井谷に移住して、伯父の二王清祐から伝えられた業を営み、垣のほとりから湧いた泉で剣の焼刀をつくり世にも名高い名工となったそうです。
水場の後ろには、昔の温泉場跡が残っています。万病が治ったといわれ、刀鍛冶にとっても良い水が湧き出る泉の周りは、多くの人で賑わったことでしょう。現在も水を汲みにくる人は多く、参道では地元の野菜や産品が買える。今も昔も泉の周りでコミュニティが形成されている。