偶然と奇跡

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<爪楊枝(つまようじ)壁画秘話/誕生編>■■■

戦前「市女」という名で市民に親しまれ、原爆により多くの尊い命を失った広島市立第一高等女学校の慰霊碑と同じデザインで、14万本の爪楊枝で作られた壁画の秘話。

広島市立基町高校生が被爆者の絵を描く模様を紹介したテレビ番組を見て感動した千葉県立八千代高校生徒が2009年9月、原爆死亡者14万人の数字にこだわり14万本の爪楊枝を使った点描画を作り上げた。
完成した作品は、最初の感動のきっかけを与えてくれた基町高校に寄贈され、その後、舟入高校(元・市女)へと引き継がれる。ちなみに作品は誰でも見ることができるように校内に今も大切に展示されている。